フクロモモンガの症例

フクロモモンガの舌のケガ

舌を痛めてしまったフクロモモンガが来院されました。飼い主さんからお話をお伺いすると、同居している別のフクロモモンガに舌を咬まれてしまったとのこと。

診させて頂くと、口から壊死した舌が出て来てしまっています。このままでは食餌も摂れないため、麻酔下にて壊死した舌を切除することになりました。

その後、問題無く麻酔も覚めてくれて、お家でも食餌を摂れるようになったとのことだったので良かったです。犬の場合でも、舌の50%位を摘出しても何とか食餌を摂れるようなので、半分くらいが残っていれば何とかなることが多いと思います。今後は、相性の良くない子たちでケンカしないように気を付けないといけないですね。