ウサギの症例

うさぎの顔にできた膿瘍

垂水オアシス動物病院には犬、猫ちゃん以外に、
うさぎの患者さんも多く来院されます。
その中でも、「お顔が腫れている!」という主訴で来院されるうさぎさんを
よく診察します。

うさぎの顔面(特に下顎、眼周囲、頬)に細菌感染によって膿瘍ができることがあります。
この症状の原因のほとんどは、歯のトラブルによるもので、
小さい頃からチモシーを常食として食べていないうさぎに多発します。

うさぎの膿瘍はやっかいな病気で、
治療を行っても改善が乏しく慢性の経過をたどる例が多いです。

この病気を予防するためには、
飼主さんは小さい頃から、ペレット、野菜、おやつなどをなるべく控えめにして、
メインの食事としてチモシーを与えるようにしてあげてください


↑眼の下が腫れています。痛そうです。


↑切開すると中から膿が出てきます。早く良くなりますように…。