犬の症例

トイプードルの脛骨骨折

後足を骨折してしまったとのことで1.4kgのトイプードルの子犬ちゃんが来院されました。

レントゲン検査を行ってみると、後足の脛骨と腓骨という骨の端っこの方が完全に折れてしまっています。

まだとても小さく、若く、体重も1.4kgしかないため、どうしようかと考えた結果、今回はプレート法ではなく創外固定という方法で骨折を整復することになりました。

近位の骨片の長さが3~5mm程度ととても小さく、ピンの挿入が難しかったのですが創外固定で固定できました。

まだ若く回復力に期待できますので1~2か月程度で骨癒合が認められる予定です。